2024年1月の記事一覧

今週は給食週間です 1/23(火)

 毎年1/24~30の1週間は全国学校給食週間です。

 日本では、明治22(1889)年に学校給食が始まり、各地に広まりました。戦争と戦後の食糧難のため一時中断しましたが、児童の栄養状態の悪化を背景に国民の声が高まり、昭和22(1947)年1月から再開されました。それに先立ち、昭和21(1946)年12月24日に、東京都内の小学校でアメリカの団体からの給食用物資の贈呈式が行われて以来、この日を「学校給食感謝の日」と定めましたが、学校給食による教育効果を促進する観点から、昭和25年度より、冬季休業と重ならない(ように1か月ずらし、)1/24~1/30の1週間を「学校給食週間」としたのだそうです。

  今年度、胎内市では1/22(月)~26(金)の1週間を給食週間として、特別献立と、給食の生産や調理を行っている方々とかかわる機会として「ふれあい給食」を設定しています。

 本日は胎内市学校給食センターより2名の調理員さんが来校され、生徒の中に入って給食を食べていただくとともに、生徒からの質問を受け、毎日の調理で気を付けていることや苦労されていることについてお話しくださいました。また日頃なかなか見ることのできない調理の様子について、動画で見せていただきました。

 現在は様々な調理機器が発達し、機械工程も多くなっているものの、芽取りなどの細かい部分は手作業でやっており、胎内市の小中学生約2,100人分を、限られた時間の中で苦労して調理してくださっていることが分かりました。

 生徒には、さまざまな方々が私たちのために生産したり調理したりしてくださっていること、また使われている食材のいのちをいただいていることに感謝して、毎日残さず食べてもらいたいものです。